本文
『うみじじい』 菅瞭三/作・絵 福音館書店 (こどものとも 1999年8月号) 380円 菅瞭三(かんりょうぞう)は、佐伯市出身の画家・絵本作家です。『うみじじい』は、佐伯の海辺で過ごした子ども時代の思い出と、子どもの頃に聞いた大分県の民話を題材に創作されたお話です。 夏休みのある日、「サザエを捕りすぎたらうみじじいが怒る」というじいちゃんの言いつけを忘れ、夢中でサザエ捕りを楽しむ幼い兄弟は怪物うみじじいに遭遇します。自然の化身らしき怪物と少年たちの姿を通して、自然と触れ合う感動やふと感じる恐れが生き生きと描かれています。 |
だれもが、自分らしく幸せに暮らしていける社会を望んでいるはずなのに、そんな社会づくりを阻むものが差別です。 部落差別とは、生まれた場所や住んでいる所を理由としていわれのない差別を受け、日本国憲法で保障された基本的人権が脅かされるという深刻な人権問題です。 「私には関係ないこと」と無関心にならず、出会うかもしれない問題、自分の意識が問われる問題として、一人ひとりが同和問題を正しく理解しましょう。 8月は差別をなくす運動月間です。「誰かがなくしてくれる」と思っていても差別はなくなりません。「私」自身が差別をなくすためにどう行動するのかが大切です。まずは自分にできることから始めましょう。 〈県民講座〉 日時:8月1日(月曜日)13時30分~ 場所:コンパルホール・文化ホール 内容:講演会、映画上映 〈アンガーマネジメント講座〉~子どもの人権について理解を深める~ 怒りの感情と上手く付き合えるようになるための講座 日時:8月25日(木曜日)、26日(金曜日) 場所:ホルトホール大分 内容:アンガーマネジメント講座、映画「みんなの学校」 〈ダイアログ・イン・ザ・ダーク〉~障がい者の理解・差別解消のための講座~ まっ暗な空間を体験するイベント 日時:8月29日(月曜日)~31日(水曜日) 場所:いいちこ総合文化センター 県民ギャラリー 【関連ページ】 ようこそ こころちゃんの部屋へ!!(県庁内リンク) |
![]() | 日田市では、毎年5月に鮎漁が解禁され、多くの釣り人で賑わいます。漁獲量も全国有数で、7月には夏の風物詩である日田鮎やな場もオープン。伝統漁法の継承や観光の振興を図っています。 今回は、そば馳走庵草八さんに教えていただいた「鮎の一夜干し」を紹介します。鮎は時間をかけてゆっくりカリっと焼けば、骨までおいしく食べられるそうです。 お好みで肝醤油をつけてお召し上がりください。 |
鮎・・・1匹、塩・・・少々、煮きり酒・・・少々、濃口醤油・・・少々
(1) 鮎の内臓とえらを取り、腹開きにする
(2) 薄めの塩水に開いた鮎を30分浸す
(3) 水分をよく拭きとり、一晩冷蔵庫で乾かす
(4) 鮎を焼く
~肝醤油の作り方~
(1) 取り出した鮎の内臓を湯煎した後、裏ごしする
(2) 煮きり酒、濃口醤油を少々入れて混ぜる
そば馳走庵草八
☎0973-24-6337