サイバー犯罪トラブル相談、対処
【事例1】インターネットオークション
被害を証明するためにこれらの物を保存してください
●商品が出品されていたオークションサイトのURL、画面
●出品者が特定できる情報(ID、ユーザー名等)
●相手が特定できる情報(氏名、住所、電話番号等)
●送金先の金融機関名等(口座番号、口座名義人)
●代金を振り込んだことがわかる資料(振込み明細等)
●出品者とやりとりした際のメールの情報(メールヘッダ情報も含む)
対処
インターネットオークション詐欺の被害に遭ったと思われる場合には、上記の資料(印刷したもの)を準備して、あなたの住所地を管轄する警察署へ被害相談をしてください。被害の防止
●出品内容を事前によく調べる
●出品者の評価を確認する
●代金を振り込む前に、出品者の連絡先、氏名をよく確認する
●代金は、出品者が指定する口座に直接振り込むことは避け、代金着払いやエスクローサービスなどを利用する
【事例2】インターネット掲示板での誹謗中傷
被害を証明するためにこれらの物を保存してください
●書き込まれていることを他人から聞いた場合は、まずどこにどのような内容が掲示されているのかを確認する。
●書き込みをされている掲示板サイトの名前、URLを確認し印刷をする。
●掲示板管理者への削除要請、書き込みをした者を特定するための情報開示要請に関するやりとりを記録したものを保存し印刷する。
対処
掲示された状況を明らかにする上記の資料を準備して、あなたの住居地を管轄する警察署へ被害相談してください。
削除要請
掲示板内に削除を要請するフォームがある場合は、掲示板管理者に削除要請を行うことができます。
ただし、削除要請を実施した場合、捜査上必要な資料が失われることがありますので事件化を希望する場合は、要請の際の確認が必要です。
【削除要請に必要な項目の例】
●書き込みがされている場所の名称
●書き込まれた日時
●書き込みを特定する番号
●書き込みをした者のハンドルネーム等
●書き込みの内容