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大分県内には4,253の自治区(集落)がありますが、このうち1,774集落が65歳以上が半数を超える高齢化集落となっています(R5年3月末)。
高齢化集落は、人が耕作し住み続けることで、自然景観の保全や水源確保の効果があるとされており、下流域や都市部に住む皆さんの生活と密接な関係にあります。
しかし、高齢化と過疎化による人手不足で、道路の補修や草刈り、公民館や集会所の掃除、お祭りなど集落の共同作業が困難になりつつあります。
高齢化集落を応援するため、近隣の都市部や川の下流域の企業やNPO、ボランティア団体など様々な活動団体に応援隊への登録や活動の実施を呼びかけ、
高齢化集落からの要請により、高齢化集落応援隊に登録している県内企業(建設業、製造業、金融機関等)や団体(NPO法人等)を派遣しています。
※令和5年度まで「高齢化集落応援隊」は「小規模集落応援隊」という名称でしたが、規模の大小ではなく高齢化率によるものであるため、令和6年度から「高齢化集落応援隊」と変更しました。
応援を希望する集落のニーズ(場所、時期、内容等)に合わせて、市町村または県から、登録いただいた団体の方へ直接電話やメールにて依頼の連絡を行い、応援の可否を伺います。応援可能であれば、後日詳細な打ち合わせを行う事になります。
高齢化や過疎化により人手が不足して、作業が難しくなっている集落の共同作業です。
個人の農作業や家の敷地内の清掃などは含まれません。
該当する作業は、例えば、
・集落道や里道などの草刈りや簡易補修
・集会所や公民館の掃除、海岸清掃
・簡易水道タンクの清掃
・祭りの準備や御輿担ぎ
・鳥獣害防止柵等の設置作業など
作業時間はおおむね半日程度(内容によって長短あり)です。
高齢化集落応援隊には、県内企業(建設業、製造業、金融機関等)や団体(NPO法人等)が登録しています。
これまでの活動実績(平成21年度以降)をご紹介します。
地域の共同作業等の際に、高齢化集落応援隊の応援を要請したい場合は、お住まいの市町村または県関係機関へお問い合わせください。
注1 高齢化集落とは高齢化や過疎化により65歳以上の割合が50%以上の集落です。条件に該当せず応援隊の派遣ができない場合があります。
大分県では平成21年度から、市町村と連携して、企業やNPO、ボランティア団体等の皆さんに、集落のくらしを守るために活動する「高齢化集落応援隊」として登録いただいています。
企業等の社会貢献活動として、多くの企業やNPO、ボランティア団体等様々な活動主体の皆さんに登録、応援をお願いしています。
登録を希望する、高齢化集落応援隊について知りたい場合は、上記の県関係機関(振興局)にお問い合わせください。
登録を希望される場合は、下記申込書に必要情報を記入いただき各振興局、市町村担当窓口へ提出をお願いします。
基本的には作業の手間賃は出ません。道具等については集落に極力準備をお願いしますが、不足する場合は応援隊にお願いします。
なかには農業関係など、手間賃の出る県や国の事業として依頼がある場合もあります。
応援していただける集落が決まった後、必要な準備などについて市町村が集落との間で調整を行います。
県では現地作業時のもしもの時に備え、応援隊の皆さんに保険をかけています。但し、手間賃が支給される作業の場合は、この保険には加入できません。
応援を希望する集落のニーズ(場所、時期、内容等)に合わせて、市町村または各振興局から直接電話やメールにて依頼の連絡を行い、応援の可否を伺います。
応援が可能であれば、後日詳細な打ち合わせを行うことになります。
登録や活動実績は、県・市町村のホームページや広報誌で公表するとともに、定期的にマスコミへの情報提供を行うことで、広く周知します。
応援活動の募集ですので、集落での営業活動、政治活動及び宗教活動等はできません。このような活動が行われた場合は、登録を取り消す場合もあります。