運転免許をとったばかりの我が子が運転する車に同乗しました。
親と対等に話ができる年齢にはなったものの、びくびくと運転をする様子は、小さなころとあまり変わらないようです。
若葉マークのころの心の不安は、運転免許を持っている方なら誰もが経験済みですね。
ドキドキしながら車を運転するとき、同乗者が「いいよ、なかなかうまいじゃない!」「だいじょうぶ、落ち着いて」「次はできるよ」…こんな言葉をかけてくれると、何だか、元気が出てきて、よしがんばってみようという気持ちになるものです。
ところが、「なんしよんの!」「さっさとせんの!」「このくらいできな」「みんなはできるのに」「何回言えばわかるの!」……私たちが、日ごろ、子どもたちに対して何気なく言っているこんな言葉をぶつけられたら、どうでしょう。すっかり自信を失い、途方に暮れてしまうのでは。
若葉のころ、新しい生活がはじまる季節です。
あなたの身近な人に、そして、子どもたちに、自分自身を大切に思えるような、自分の可能性を信じることができるような言葉かけを心がけてみませんか? |