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令和5年度 科学の甲子園ジュニア大分県大会

印刷ページの表示 ページ番号:0002240835 更新日:2023年10月11日更新

令和5年度科学の甲子園ジュニア大分県大会

「科学の甲子園ジュニア」は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の主催で行われています。今年で11回目を迎え、大分県でも予選大会を実施しています。
 今年度、大分県大会には、23校36チームの参加があり、チームで協働して課題に取り組みました。

 

【1次予選の様子】令和5年8月1日(火) 2会場同時開催
 今年は、「別府会場」「佐伯会場」の2ヶ所で実施しました。参加した生徒は、チームで協力し最後まで粘り強く頑張る姿が見られました。

 
別府会場
(別府ビーコンプラザ)
佐伯会場
(さいき城山桜ホール)

一次別府

佐伯1

別府会場では、12校24チームが参加しました。 佐伯会場では、11校12チームが参加しました。

 

【講演会】
 別府会場では、引き続き「講演会」を実施しました。講師に、京都大学高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定准教授 樋口 雅一(ひぐち まさかず)先生をお招きして、「科学と世界のおもろ~い人達のクイズ選手権2023夏」と題して、科学にまつわるエピソードや人物について、クイズ形式で2会場を中継で結んで実施しました。

  樋口先生

 

【2次予選の様子】令和5年10月7日(土)
 1次予選を通過した、8校15チームが2次予選に臨みました。2次予選は、実技競技になります。与えられた課題に対して再現性の高い製作物で競技を行います。チームで協働して作成することが大切ですが、これまで学校で学んだことを十分に生かすことが必要です。

 

製作会場の様子

測定会場の様子

製作会場の様子

測定の様子

・事前に学校で試行したことを基に、作成していきます。当日も何度も試行を行いながら、どのように改良すればよいか、仮説を立てながら調整を行っていました。
・実際に測定会場で発射してみると、思ったようにいかず悔しがる姿や、よい結果を残せて喜ぶ姿など、生徒たちの生き生きした姿を見ることができました。

 

【講演会】
 2次予選では、大分工業高等専門学校 都市・環境工学科 教授 兼  地域共創テクノセンター 副センター長の、 前 稔文(まえ としふみ)先生に、「都市・防災におけるIoTの活用」と題して、ご講演をいただきました。前先生からは、前半は、どのようにすれば強くてコスト効率のよい橋になるか、後半は、避難サインを街中のどこに設置すれば、効率よく避難所にたどり着けるかについて、チームで話し合った結果を、専用のアプリケーションで実際に試してみながら、お話しして頂きました。

前先生講演の様子 講演の様子2 

 

【総合結果】
 1次予選・2次予選の総合得点で以下のように順位を決定しました。


  1位・最優秀賞 学校法人平松学園向陽中学校Aチーム

   1位


  2位・優秀賞  学校法人平松学園向陽中学校Cチーム

   2位


  3位・優良賞  佐伯市立鶴谷中学校Aチーム

   3位


 1位になった学校法人平松学園向陽中学校Aチームは、12月に兵庫県姫路市で開催される全国大会へ出場します。

 

☆本大会は、個人競技ではなくチームで協働して取り組みます。チームで取り組むことでお互いの力を補い合い、よりよい答えを導くことができます。これからも身近な科学事象に目を向け、興味をもって欲しいと思います。

☆来年度も、多くの学校からのご参加をお待ちしております。