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「知識・技能」の評価について(知識の概念的な理解)
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料の中で、「「知識・技能」の評価は、各教科等における学習の過程を通した知識及び技能の習得状況について評価を行うとともに、それらを既有の知識及び技能と関連付けたり活用したりする中で、他の学習や生活の場面でも活用できる程度に概念等を理解したり、技能を習得したりしているかについても評価するものである。「知識・技能」におけるこのような考え方は、従前の「知識・理解」(各教科等において習得すべき知識や重要な概念等を理解しているかを評価)、「技能」(各教科等において習得すべき技能を身に付けているかを評価)においても重視してきたものである。 具体的な評価の方法としては、ペーパーテストにおいて、事実的な知識の習得を問う問題と、知識の概念的な理解を問う問題とのバランスに配慮するなどの工夫改善を図るとともに、実際に知識や技能を用いる場面を設けるなど、多様な方法を適切に取り入れていくことが考えられる。」と記載されています。
上記のことを踏まえると、単元の指導計画の中で個別の知識・技能がどのようにつながっているのか(概念化)を意識した授業を実施する必要があると考えられます。
そこで、大分教育事務所や附属小が作成した「単元の指導計画を基にした指導」の取組事例を紹介します。各学校での取組の参考にしてください。
【単元の指導計画を基にした取組例】
○大分教育事務所作成(4年生理科:物のあたたまりかた)
・単元の指導計画(パフォーマンス課題設定) [PDFファイル/309KB]
・参考資料(単元構造図) [PDFファイル/480KB]
○大分大学附属小学校(国語・算数)
・単元の指導計画(国語)[PDFファイル/602KB]
・参考資料(国語:単元構造図) [PDFファイル/169KB]
・単元の指導計画(算数) [PDFファイル/703KB]
○参考資料
・「知の構造」(教育課程企画特別部会 論点整理 補足資料(5)から抜粋) [PDFファイル/182KB]
・「評価方法」について(教育課程企画特別部会 論点整理 補足資料(5)から抜粋) [PDFファイル/186KB]