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大分スポーツ公園について
大分スポーツ公園の概要
大分スポーツ公園は、別府湾の海岸部から 南へ約10kmほどの大分市のほぼ中央に位置し、標高40mから130mの丘陵地にあります。広さは、県営の都市公園である高尾山自然公園区域を含めて 253ヘクタールです。当公園建設地は、市街地に隣接する緑豊かな自然環境に恵まれた所にあります。
このため、公園整備の基本方針として、地形や植生等の自然条件を考慮し、生態系の保全に配慮した公園整備をしており、広大な園内には保全エリアを設け、自然をそのまま残し、動植物の生息する場所と、人が利用する空間とに分けるなど、様々な配慮をした公園づくりをしています。
子どもから高齢者まで、それぞれの年代に対応できる「生涯スポーツ」と、速さや技などを競う「競技スポーツ」の振興により 『すこやかで活力を高める県民総スポーツの振興』を図ることを基本理念に、平成6年に整備を開始し、平成14年(2002年)にはワールドカップサッカー大会の会場、平成20年 (2008年)には国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会のメイン会場として利用されています。
大分スポーツ公園整備事業について
経 過
平成6~7年
・ 公園基本計画(施設配置計画)、公園基本設計、環境調査
・ 都市計画決定、都市計画事業認可
・ 用地買収
・ 総合競技場 設計施工一体型提案競技
平成7年
・ 造成工事着手
平成8年
・ 総合競技場 実施設計
平成10年
・ 総合競技場 建設着手
平成13年
・ 総合競技場 3月15日完成
・ サッカー・ラグビー場Aコート及びBコート、展望台ほか 5月1日供用開始
・ 総合競技場ほか 5月24日供用開始
平成14年
・ 大芝生広場ほか 4月1日供用開始
平成16年
・ 野球場ほか 4月1日供用開始
平成17年
・ 投てき場 4月1日供用開始
・ サッ カー・ラグビー場Cコート及びDコートほか 6月5日供用開始
平成18年
・ 総合競技場 第1種競技場、サブ競技場 第3種競技場 2月1日公認
・ サブ競技場ほか 4月1日供用開始
平成19年
・ テニスコート及び多目的運動広場 4月1日供用開始
平成20年
・ 憩い広場ほか 4月1日供用開始
平成31年
・ 大分県立武道スポーツセンター 4月27日供用開始
環境保全対策
大分スポーツ公園の建設地は、市街地に隣接する緑豊かな自然環境に恵まれた丘陵地にあります。このため、公園整備の基本方針として、地形や植生等の自然条件を考慮して生態系の保全に配慮した公園とするため、平成6年1月から7年1月にかけて動・植物の生息状況など環境調査を実施しました。
この調査結果を踏まえ、拡大区域193haについては谷部を中心に約60haを原状のまま残すこととし、133haについては一度造成を行うが、そのうち約40haは樹木の移植等により以前の里山に復元することとしています。
造成にあたっては、環境調査等を通じて既存の植生や樹木調査を行っており、造成工程に支障のない範囲で大径木等の移植や新たな植林に際して、既存種を利用した生態系に配慮した公園整備を行っ ています。
造成地の植栽計画
平面部 【樹木移植】
・造成地から移植重機で大小合せ て約1万本の樹木を移植する。
法面部 【芽苗植栽】
・現地で採取した実 生苗を、法面約20haに約60万本植えて樹林にする。
大分スポーツ公園の利用について
有料公園施設について
有料公園施設の利用日及び利用時間は下表のとおりです。
利用申込や利用状況の確認は(株)大宣 大分スポーツ公園事業所(大分県指定管理者)までご確認ください。
施設名 |
利用日 |
利用時間 |
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総合競技場 |
1月4日から12月28日まで |
午前9時から午後9時 | |
サッカー・ラグビー場 |
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野球場 | |||
投てき場 | |||
サブ競技場 | |||
テニスコート | |||
多目的運動広場 | |||
大芝生広場ステージの附属設備 |
その他利用について
都市公園占用許可申請や都市公園内行為許可申請については、「県営都市公園の利用と許可申請について」をご覧ください。