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佐伯市南部海域における天然二枚貝の採捕・出荷の自主規制について

印刷ページの表示 ページ番号:0002249430 更新日:2024年1月10日更新

佐伯市南部海域における天然二枚貝の採捕・出荷の自主規制について

 このたび、佐伯市猪串湾産アサリについて、1月10日に貝毒検査を実施したところ、規制値を上まわる麻痺性貝毒が検出されました。
このため、県は佐伯市及び大分県漁業協同組合に対し、下記の海域の天然二枚貝の採捕・出荷の自主規制を行うよう要請しましたので、お知らせします。
 
                           記

1.規制海域 佐伯市南部海域(名護屋湾、猪串湾、小蒲江湾、蒲江湾) 
 
2.規制対象種 天然二枚貝

3.規制期間  令和6年1月10日から安全が確認されるまでの期間
        貝毒検査の結果が3週間連続して規制値以下となった場
           合に規制を解除 
        ※ 規制値:可食部1gあたり毒量 4Mu(マウスユニット)を
           超えるもの
            1Muは体重20gのマウスを15分間で死なせる量 
        (平成27年3月6日付け26消安第6073号農林水産省消費・
           安全局長通知)

4.検査結果
  ・貝の種類  アサリ
  ・検出された貝毒 麻痺性貝毒
  ・検査値(Mu/g) 77.4 Mu/g
  ・検査部位 可食部(むき身)
  ・検査月日 令和6年1月10日
  ・検査機関 北九州生活科学センター

5.毒化の原因 
  毒化を引き起こすと考えられている植物プランクトン
「アレキサンドリウム パシフィカム」を二枚貝が捕食したことによる。

6.今後の対応
  定期的に貝毒の検査を実施

○貝毒原因プランクトンを捕食しない魚類や巻貝(アワビ、サザエ、 トコブシ、ニナ等)は食べても安全です。
○同海域の養殖ヒオウギガイ及び県内の他の海域(豊前海、豊後灘、守江湾、臼杵湾、佐伯湾、米水津湾、入津湾)で採取された二枚貝については、貝毒についての安全が確認されています。