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頭首工とは?

印刷ページの表示 ページ番号:0000250005 更新日:2012年2月20日更新
 頭首工とは、農業用水を河川から取水するため、河川を堰き止めて水位を上昇させ、水路へ流し込む施設(水門、堰堤、土砂吐等)のことで、用水路の頭の部分にあたることからこのように呼ばれています。
 稲作は多くの水を必要とするため、古来から多くの先人達は苦労を重ね、頭首工の建設を行ってきました。最初は木枠や蛇篭に石を詰めた大変弱い構造でしたが、19世紀後半になるとコンクリートが実用化され、洪水時でも耐えられる構造になりました。そうなると、洪水時には河川が氾濫し、周辺で浸水被害が生じてしまうことから、可動ゲートを設置し、洪水時にはゲートが倒れる構造に変わっていきました。
 これら頭首工は大昔に造られたものが多く、施設の老朽化や治水上問題がある構造になっているものがありますので、大分県では施設の改修及び補強を行っています。

 

頭首工写真

 小田頭首工 (佐伯市番匠川)

 

実施中の事業

   ・農業用河川工作物応急対策等事業
   ・障害防止対策事業