本文
「マイスターに学ぶ、家具製作技能士検定についての勉強会in日田」を開催しました。(平成29年度企業技術研修事業)
国家検定制度である家具製作技能士検定について情報提供する勉強会を、県内の家具製造関係者等30名に参加いただき開催いたしました。
勉強会では、1部の講義にて、有限会社AZUMAの井ノ上氏より、家具製作技能検定(いす張り作業)についての制度説明や、産地のブランド力向上のために検定制度を有効に活用するためのアドバイス等について、スライドを使って説明が行われました。
2部では高野家具製作所の高野氏(家具手加工作業)に加わっていただき、両講師が使用している製作道具や製品サンプル等の資料を使って、受検者に求められる技能、技能を磨くために必要な取り組み等について解説が行われました。
資料解説後の意見交換の時間には多くの質問が行われ、技能士資格に対する県内の家具製造関係者の関心の高さのわかる研修となりました。
有限会社AZUMA 井ノ上 代表取締役 ご参加いただいた家具製作関係の皆さん
2部 資料解説と意見交換 高野家具製作所 高野 代表 (右側の方)
1.日 程:平成30年1月19日 金曜日
2.場 所:大分県農林水産研究指導センター林業研究部(大分県日田市)
3.講 師:有限会社AZUMA 代表取締役 井ノ上 浩二 氏
(厚生労働省ものづくりマイスター、いす張り作業1級家具製作技能士/埼玉県)
高野家具製作所 代表 高野 二郎 氏
(厚生労働省ものづくりマイスター、家具手加工作業1級家具製作技能士/大分県)
4.内 容: 1部 講義:「技能検定におけるいす張り作業について」
2部 資料解説と意見交換:「AZUMAのソファと、道具・資料を囲んで」
5.主 催:大分県農林水産研究指導センター林業研究部
6.共 催:協同組合 日田家具工業会