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「3D cadソフトを使ったソファー開発 海外企業のオーダーメイド対応への取り組みについて」を開催しました。(平成30年度企業技術研修事業)
日田家具衆(ひたかぐら)※との共催により、県内の家具メーカー等30名を集め、家具用3D cadの機能と活用方法について学ぶことができる勉強会を実施しました。
今回紹介したフランス製の張り家具専用3D cadは、設計段階で各部品、張り、縫製等を精密に検証することにより、開発初期段階から正確なデザインレビューとコスト管理を可能とするものです。ソファなどの張り家具のこれまでの開発の中で、設計・試作の時間とコストを押し上げていた手戻りを減らせ、迅速な生産・販売の意思決定に貢献するツールとして欧米家具産業を中心に普及しています。
また、欧米や東アジアなど、世界の主要な販売市場において、パーソナライゼーションとカスタマイゼーションの需要が高まっていることを調査データを元に紹介し、海外企業のオーダーメイド対応への取り組みとして3D cadが有力なツールとして活用されていることなどについて情報提供いたしました。
1.日程:平成31年2月26日 火曜日
2.場所:大分県農林水産研究指導センター林業研究部(大分県日田市)
3.講師:
レクトラ・ジャパン株式会社 プロフェッショナル・サービス部
ソリューションスペシャリスト 笠井 滋 氏
レクトラ・ジャパン株式会社 マーケティング部
マーケティングスペシャシリスト 山本 充恵 氏
レクトラ・ジャパン株式会社 営業部 課長 古賀 裕一朗 氏
4.内容:
・3D cad『デザインコンセプト』を使ったソファー開発
・海外企業のオーダーメイド対応への取り組みについて
・意見交換会
5.主催:大分県農林水産研究指導センター林業研究部
日田家具衆(協同組合 日田家具工業会)
※日田家具衆(ひたかぐら)は、協同組合日田家具工業会の若手メンバーを中心に組織されたグループで、ブランディング、技術継承、地域振興 等の活動を実施しています。