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在宅酸素療法時における火災予防上の留意事項について

印刷ページの表示 ページ番号:0002154091 更新日:2021年8月31日更新

在宅酸素療法時における火災予防上の留意事項について

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加しています。

 このような状況の中、在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置、液化酸素装置及び酸素ボンベ(以下「酸素濃縮装置等」という。)の使用中に、喫煙等の火気使用が原因と考えられる火災が発生しています。

 今後、同種の火災を増加させないために、酸素濃縮装置等を使用する際には、火気の取扱いに十分注意しましょう。

在宅酸素療法を受けている患者やその家族等にご注意いただきたい事項

 在宅酸素療法を行う際は、酸素吸入時の火気の取扱いについて、以下の3つの事項に十分注意してください。

 

(1)高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となります。

(2)酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には、火気を置かないで下さい。特に酸素吸入中には、たばこは絶対に吸わないで下さい。

(3)火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火気になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。

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