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誤通報に注意!!スマートフォン自動通報機能について
スマートフォン等の自動通報機能による誤通報が発生しています!!
スマートフォン等による119番自動通報機能
端末が強い衝撃を検知すると、20秒以内にキャンセルされない限り自動的に119番通報をする機能です。
iPhone14やGoogle Pixel(Android13)等に実装されています。
本来は自動車事故発生時等に動作する機能ですが、スマホの落下やスキー中の転倒等の衝撃による誤通報が発生しています。
自動通報機能による誤通報の状況
令和4年12月6日時点(スキーシーズン前)で、一部の消防本部から本機能の誤報事案について報告があり、合計91件の通報のうち、救急搬送に至った事案は14件でした。(誤報の原因は、スマホの落下、運転中の急ブレーキ、ジェットスキーの利用中等)
またスキーシーズン突入以降、スキー中の転倒等により、消防本部によっては1日当たり10数件程度のペースで誤通報が入電している状況です。
(いずれも総務省消防庁調べ)
誤って119番が発信されたときは?
救急車などが必要ないのに119番が発信された場合、電源を切らずに「間違えた」とお伝えください。
また消防から折返し電話をすることがありますので、必ず電話に出て救急車や消防車が必要かどうかお伝えください。
- 119番通報を受けた消防機関は、通報者から通報内容を確認できない場合、「かけ間違い」なのか、意識を失っているのか判断ができません。誤通報でも、位置情報をもとに救急車等で出動し、捜索を行うことがあります。
- 消防機関からの折返しの電話があれば、必ず電話に出て救急車や消防車が必要かどうかお伝えください。
※新型コロナウイルス感染症の影響等により、本県でも救急車の出動件数・搬送人員数は増加しており、現場への到着時間も遅くなっています。
限られた救急車を有効活用し、必要な人のもとにできるだけ早く到着できるように、ご協力をお願いします。
スマートフォンの設定状況を確認するには?
警告の表示や自動で119番を発信する機能の設定状況は、次の方法で確認することができます。
- iPhoneの場合(iPhone14以降)
1.設定Appを開きます。
2.[緊急 SOS]をタップします。
3.[激しい衝突事故発生後に電話]のスイッチの状況でオンかオフか確認できます。
(初期設定では、オンになっています)
併せてApple社のホームページもご確認ください→https://support.apple.com/ja-jp/HT213225