本文
林野火災に対する警戒の強化について
林野火災に対する警戒の強化について
例年、空気が乾燥し強風の吹く春に、たき火、火入れ、放火(疑いを含む)等の人的要因を原因とした林野火災が全国各地で多発します。これから春を迎えるにあたり、出火防止及び火災拡大防止のため、林野火災に対する警戒の強化をお願いします。
令和4年(1月~12月)中、大分県では57件の林野火災が発生しており、半数を超える32件が1月~3月に発生しています。出火原因の主なものは、「火入れ」(22件)、次いで「たき火」(12件)、「マッチ・ライター」(6件)となっており、死者1名、負傷者2名が発生しています。(※令和4年中の数値は速報値のため、今後変わる可能性があります。)
このような火災を起こさないためにも、たき火の火の始末の徹底や、気象状況等を踏まえた火入れの実施等により、林野火災予防を適切に行いましょう。
林野火災予防のために
林野火災予防のために、以下の点に注意しましょう。
1 枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしないこと。
2 たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること。
3 強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。
4 火入れを行う際は市町村長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火設備をすること。
5 たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てないこと。
6 火遊びはしないこと、また、させないこと。