ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 生活環境部 > 防災対策企画課 > 活火山の登山や観光を行う方へ

本文

活火山の登山や観光を行う方へ

印刷ページの表示 ページ番号:0002189436 更新日:2022年7月8日更新

現在の鶴見岳・伽藍岳の状況について

現在、鶴見岳・伽藍岳では 噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)です。

別府市、由布市では、入山規制などの特段の警戒が必要がなくなりました。

鶴見岳・伽藍岳の噴火警戒レベル [PDFファイル/1.06MB]

 

大分県の火山

活火山位置図 大分県内には、鶴見岳・伽藍岳、由布岳、九重山の3つの火山があります。

 そのうち、鶴見岳・伽藍岳及び九重山は、常時観測火山に選定されており、気象庁が24時間体制で観測・監視を行っています。

活火山の登山や観光を行う場合

 登山や観光等で活火山に立ち入る場合は、噴火等が起こった際に適切に避難できるよう、あらかじめ必要な準備をしましょう。

いざというときは

 異常な火山活動により入山規制等が行われた場合や、突発的な噴火が発生した場合は、次のとおり適切な防災対応をとってください。

火山活動に異変により、入山等が規制された場合(噴火前)

携帯めじろん 噴火のおそれが高まり、入山等が規制される場合、携帯電話の緊急速報メールなどで避難が呼びかけられます。

 入山規制等の情報を入手したときは、想定される噴火口を避け、速やかに規制範囲外へ移動しましょう。

突発的な噴火が発生した場合

 噴火が発生した場合、噴石や降灰、火山ガスなどから身を守る必要があります。

 次のことを参考に、身の安全を確保してください。

噴石から身を守るために

噴石説明イラスト 爆発的な噴火によって火口から飛散する噴石は、その大きさによって防災対応が異なります。

大きな噴石(概ね50cm以上)

浅間山 噴石写真 大きな噴石は、風の影響を受けずに火口から弾道を描いて飛散して短時間に落下し、場合によっては鉄筋コンクリートの建物の屋根を打ち破るほどの破壊力があります。

 そのため、速やかに火口から離れることが必要です。

 噴火に遭遇してしまった場合の対応は厳しいですが、速やかに避難小屋や大きな岩陰等に身を隠すことで被害を軽減できる可能性があります。

小さな噴石(概ね50cm未満)

 小さな噴石(概ね50cm未満)は風の影響を受けて風下へ流れるため、遠方まで飛散します。

 小さな噴石は、屋内などに退避することで被害を防ぐことができます。

 登山中に噴火に遭遇し、付近に避難小屋などの身を隠す場所がない場合、噴石から頭部を守ることが大切ですので、ヘルメットを装着し、身を隠すことができる場所まで移動してください。ヘルメットを持たない場合でも、リュックサックなどの荷物や腕で頭部を覆うなど、その場でできる対応で頭部を守りましょう。

火山灰から身を守るために

 火山灰は、目のかゆみ、痛みや充血を引き起こし、体内に吸い込むと咳や呼吸困難など呼吸器に影響を与えます。

 火山灰が体内に吸い込まないよう、マスクやゴーグルを装着しましょう。

火山ガスから身を守るために

 火山ガスには、二酸化硫黄など有毒な成分が含まれており、呼吸器や心臓に疾患がある人は、発作が引き起こされる危険があります。火山ガスの濃度によっては、健康な人も生命に危険が及ぶ可能性もあります。

 火山ガスは、空気より重いため、火山地域の窪地や谷などに溜まっていることがあるので、息が苦しくなるなどの異常を感じた場合、速やかに窪地や谷から移動しましょう。

 火山ガスは、水に吸収されやすい性質があるため、濡れタオルなどを口に当てることも有効です。

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)