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感震ブレーカー等を設置しましょう

印刷ページの表示 ページ番号:0002037354 更新日:2015年3月24日更新
 大地震が発生した際には、火災も多く発生し、多くの人が命や財産を失っています。
 地震による火災の過半数は電気が原因地震火災の原因です。
 阪神・淡路大震災や東日本大震災も出火原因の大半は電気を起因としたものとなっています。
 このような電気火災を防ぐため、感震ブレーカー等を設置しましょう。 
 

過去の大規模地震における電気火災の割合

 ◆阪神・淡路大震災…約61%(85/139件)※出火原因が不明なケースを除く
 ◆東日本大震災…約66%(108/163件)※津波火災を除く
 

電気に起因する出火の可能性がある主な部位

電気に起因する出火の可能性がある主な部位

電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的です

 「感震ブレーカー」は、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。
 感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
 延焼危険性や避難困難度が特に高い「地震時等に著しく危険な密集市街地」において、緊急的・重点的な普及促進が必要とされています。
 

感震ブレーカー等の種類

簡易タイプ(約3~4千円)

 重りの落下やバネの作動によりブレーカーを落とし、電気を遮断します。
 比較的安価でホームセンター等で購入することができます。
簡易タイプ
 

コンセントタイプ(約5千円~2万円)

 センサーが揺れを感知し、コンセントからの電気を遮断します。
 設置に電気工事が必要なタイプと、コンセントに差し込むだけのタイプがあります。
コンセントタイプ
 

分電盤タイプ(数万円)

 分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、電気を遮断します。
 既設の分電盤に後付けで設置するタイプもあります。
 設置には電気工事が必要となります。
分電盤タイプ(内蔵型)分電盤タイプ(後付型)

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