本文
大規模イベントにおけるプラスチック代替容器の試験的導入及び検証事業について(結果報告)
大規模イベントにおけるプラスチック代替容器の試験的導入及び検証事業を実施しました
はじめに
令和6年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)に本県で開催された「第43回全国豊かな海づくり大会~おんせん県おおいた大会~」では、基本方針として「森から川、海へとつながる豊かな自然環境の保全」が掲げられています。
この中で、海洋プラスチックごみなどの環境問題に取り組む重要性を県内外へ広く訴えかけることとしています。
本大会を通じて、プラスチック削減に向けた本県の取り組みをより一層推進するとともに、大規模イベントにおけるプラスチックごみ排出抑制のモデルケースを創出することを目的に、大規模イベントにおけるプラスチック代替容器の試験的導入及び検証を行いました。
この中で、海洋プラスチックごみなどの環境問題に取り組む重要性を県内外へ広く訴えかけることとしています。
本大会を通じて、プラスチック削減に向けた本県の取り組みをより一層推進するとともに、大規模イベントにおけるプラスチックごみ排出抑制のモデルケースを創出することを目的に、大規模イベントにおけるプラスチック代替容器の試験的導入及び検証を行いました。
目的
(1)使い捨てプラスチック容器を使用しないイベントを開催することで、プラスチックごみの排出抑制と県民及び事業者の意識の醸成を図る。
(2)使い捨てプラスチック容器を使用しないイベントのモデルを創出し、ノウハウを実績としてまとめ、公開することで、イベント事業者への横展開を図る。
(3)大規模イベント(「第43回全国豊かな海づくり大会~おんせん県おおいた大会~関連行事豊かな海づくりフェスタ」)において、使い捨てプラスチック容器を使用しないイベントを実施することで環境問題に取り組むことの重要性を県内外へ広く啓発する。
(2)使い捨てプラスチック容器を使用しないイベントのモデルを創出し、ノウハウを実績としてまとめ、公開することで、イベント事業者への横展開を図る。
(3)大規模イベント(「第43回全国豊かな海づくり大会~おんせん県おおいた大会~関連行事豊かな海づくりフェスタ」)において、使い捨てプラスチック容器を使用しないイベントを実施することで環境問題に取り組むことの重要性を県内外へ広く啓発する。
内容
(1)大規模イベントで飲食店協力の上、飲食提供時にプラスチック容器を使用せず、代替容器を使用した。
(2)イベント終了時にごみの重量を計測し、プラスチックごみを削減できた量を推測・検証した。
(3)イベント来場者に対してアンケートを実施した。
(4)イベント終了後、協力出店者にアンケートを実施し検証を行った。
(2)イベント終了時にごみの重量を計測し、プラスチックごみを削減できた量を推測・検証した。
(3)イベント来場者に対してアンケートを実施した。
(4)イベント終了後、協力出店者にアンケートを実施し検証を行った。
結果概要
・プラスチックごみを約152kg 削減し、プラスチックごみ削減に一定の効果があった。
・来場者アンケートでは代替容器の使用感はプラスチック容器と比較して違和感がなく、環境・エコといったプラスのイメージがあり、出店者には今後も代替容器を使用してほしいとの声が多かった。
・出店者からは、代替容器が想像以上に丈夫で問題がなかったという回答があった。一方で、コスト面や販売時の見栄えから蓋が透明なプラスチック容器の方がよいとの回答もあった。
・今回の事業を通じて、環境への配慮・脱プラスチックの取り組みに対する意識の変化を促し、前向きに代替容器の導入を検討していきたいとの動機付けができた。また、内容物によって容器を使い分けるなどさらなる工夫を重ねていくことが重要である。
事業報告書
事業報告書は以下のファイルをご覧ください。
イベント主催者や飲食出店者の皆さまをはじめ、関係者の皆さまには、今回の結果をふまえて、環境への配慮やプラスチックごみの削減に取り組んでいただくとともに、プラスチックに代わる容器の導入もぜひご検討ください!
イベント主催者や飲食出店者の皆さまをはじめ、関係者の皆さまには、今回の結果をふまえて、環境への配慮やプラスチックごみの削減に取り組んでいただくとともに、プラスチックに代わる容器の導入もぜひご検討ください!