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デイケア所属コース、プログラム

印刷ページの表示 ページ番号:0002057539 更新日:2023年4月17日更新

当センターのデイケアは、『生活コース』と『就労コース』の2コースがあります。

両方のコースに共通しているプログラム(=重点プログラム)についてはこちらを

  クリックしてください。

生活コース

  生活リズムを整え、自分の生活をより豊かなものにしていくための知識やスキルを学ぶコースです。

 

プログラム例

プログラム名 内容
生活向上ゼミ

地域社会での自立した生活を目指し、衣食住に関することや、

福祉情報、防災、季節ごとの健康管理などを学びます。

ハートコムタイム

参加者で話し合い活動内容を決めます。ミニゲームや軽スポーツ、

季節に応じた催し物等を通して互いに意見を出し合い協力して

取り組む姿勢を学びます。

協働プログラム

テーマに沿って話し、互いに相手の話を聴いたり質問したりしながら

「話す/聴く」を実践的に練習します。

 

 

就労コース

 自分の病気や障がいと上手に付き合いながら就労することを目指すコースです。

 企業で働き続けるためには、自分の病状や特性を理解し、病状を含めた体調管理や、

社会人としてのマナー、共同作業に必要な連携能力など、必要な準備を整えていくことが

大切です。その目標に向けて、集団でのリハビリテーションを行います。

 

就労コース所属の条件

就労コースに所属するためには、下記の条件を満たす必要があります。 

 

1.近い将来、仕事をしたい気持ちがあること

2.就労支援を受けることやその先にある就労について、主治医の許可があること

3.当センターデイケアに週3日安定して参加できていること

4.就労コースのプログラムに積極的に参加することができること

5.就労のため自己理解(疾患、症状、特性など)を進め、周囲からの助言を

  受け入れていく気持ちがあること

 

プログラム例

就労ゼミ

・自分の病気や特性と上手に付き合いながら、長く働き続けることを目指し、

 そのために必要な知識を、演習を通して習得します。

・就労経験のある方は、過去の就労歴を振り返ることで、就労上

 気をつけるべきことの自己理解を深めます。

・他プログラムを通じ自分の症状や特性について学びます。

・就労ゼミでは、合理的配慮が必要な情報を整理し、就労パスポート(厚生労働省就労パスポート

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/shougaishakoyou/06d_00003.html)を作成します。

(例;病状管理、職場でのエチケットやマナー、就職試験に必要な書類の書き方や面接の受け方、

職場で長く働くためのコツ、就労に関する福祉制度や支援機関等)

 

洗車作業

・上司役(スタッフ)の指示に従って、他の利用者と協力しながら洗車作業を行います。

 この作業を通じて、仕事を見つけて動く力、同僚や上司とのコミュニケーション能力、

 社会人としてのマナー、体調管理など、働く時に必要なことを幅広く体験します。

・パターン化された作業に、経年で取り組みます。

・作業後はスタッフや一緒に作業をしたメンバーとともに振り返りを行います。

・作業や振り返りを、通じて特性や疾患の理解を深め、就労パスポートの

 作成につなげます。

 

作業活動

・所内や所外で様々な作業を行います。

・スタッフが大まかな指示を出し、限られた時間の中で作業を完成させます。

・複数のメンバーで協力することや、初めて行う作業を効率的に行う

 組み立て経験をします。

・作業後はスタッフや一緒に作業をしたメンバーと一緒に作業の様子を振り返ります。

・振り返りを通じて、働くにあたっての課題を見つけ、自己理解を深め

 就労パスポートの作成につなげます。