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インフルエンザ情報

印刷ページの表示 ページ番号:0002074228 更新日:2024年1月9日更新

インフルエンザ情報

インフルエンザの予防について

公立学校の臨時休業状況(教育庁)

[1] インフルエンザの特徴
   インフルエンザは、インフルエンザにかかった患者の咳などで空気中に拡散されたウイルスを鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染します。インフルエンザの症状は普通のかぜと違い、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて普通のかぜと同様ののどの痛み、鼻汁などの症状もみられます。 さらに気管支炎、肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症化することがあるのもインフルエンザの特徴です。また、インフルエンザは、基本的に流行性疾患であり、一旦流行が始まると、短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通のかぜとは異なります。
 予防接種の効果は、特に高齢者の場合は、インフルエンザによる入院・死亡を減らすことが証明されています(国内の研究で、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったと証明)。予防接種以外の予防方法として、室内での適度な湿度の保持、手洗いの励行などが推奨されます。

[2] 主な症状
 (1) 38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感など
 (2) のどの痛み、鼻汁、咳など
 (3) 小児、高齢者、免疫力の低下している方は、重症化することがある。

[3] 予防策
 (1) 外出後の手洗い等
    流水・石鹸による手洗い、アルコール製剤による手指消毒
 (2) 適度な湿度の保持
    室内では加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つ
 (3) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
 (4) 人混みや繁華街への外出を控える
    インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者の方、基礎疾患のある方、妊婦の方、体調不良の方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出をできる限り控える。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策である。
 (5) 室内ではこまめに換気をする
    季節を問わず、十分な換気が重要。窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2カ所開放すると、効果的な換気が可能となる。

[4] インフルエンザにかかった場合の処置
 (1) 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場に行かない。
 (2) 咳やくしゃみ等の症状がある時は、家族や周りへうつさないように、咳エチケットを徹底する。
     ※咳やくしゃみを他の人に向けて発しない
     ※不織布製マスクを着用する。とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆う。
     ※手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗う
     ※鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱へ捨てる
 (3) 安静にして、休養を取る。特に、睡眠を十分にとる。
 (4) お茶、ジュース、スープなど飲みたいもので、水分を十分に補給する。
 (5) 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診する。

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