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大分県行財政改革推進計画~次世代型「スマート県庁」を目指して~について
大分県行財政改革推進計画の策定について
本県では、これまで平成16年度からの「大分県行財政改革プラン」に始まり、累次の計画や現行の「大分県行財政改革アクションプラン」に基づき、聖域なき行財政改革に取組み、着実に成果を挙げてきたところです。
しかしながら、今後2040年頃にかけて、団塊の世代・団塊のジュニア世代の高齢化や出生数の減少に伴い、生産年齢人口が急速に減少する一方で高齢者人口がピークを迎え、既存の社会経済モデルが機能しないおそれがあります。一方で、第4次産業革命と言われる先端技術の急速な進展が世の中のありようまで変えようとしている中、これを行政運営に活用することも必要です。
このため、新たな行財政改革の指針となる「大分県行財政改革推進計画」を策定し、将来の社会の姿を見据えた次世代型「スマート県庁」の実現を目指していきます。
先端技術を活用した新たな行財政改革の推進
1 行政運営
(1)行政手続の電子化・業務の効率化
(2)市町村の連携による効率化
(3)多様な主体との協働
(4)内部統制
2 社会保障
(1)疾病予防と重症化予防等による医療費適正化
(2)介護予防と自立支援
(3)高齢者の活躍・社会参加
3 社会資本・公共施設
(1)長寿命化・予防保全の推進
(2)ICT等を活用した建設現場の生産性の向上
(3)市町村のインフラ維持管理業務の支援
(4)県有建築物の利活用促進
4 財政資源と職員人材の活用
(1)健全財政の堅持と次世代の社会を見据えた戦略的な投資
(2)職員人材の確保・育成
(3)働き方改革の推進