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大分県行財政改革アクションプランについて
「大分県行財政改革アクションプラン」の取組結果(平成27年度~令和元年度)
大分県行財政改革アクションプランの策定について
大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」の着実な実施に向け、安定的な財政運営を行うには、標準財政規模の10%にあたる320億円程度の財政調整用基金残高を常に確保していくことが必要です。平成31年度に不足すると見込まれる約80億円について、新たな行財政改革の取組を上乗せすることにより、確保していかなければなりません。 さらには、将来世代の負担を軽減するため、県債残高についても縮減に努めなければなりません。
このため、大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」の策定と時期を合わせて、「大分県行財政改革アクションプラン」を策定しました。
このアクションプランでは、これまで行ってきた取組についても見直すべきものは見直し、地道な取組についてもしっかり実施していくこととしています。また、行財政改革の成果をより確実なものとするため、それぞれの取組について具体的な内容と時期を明示し、目標を持って計画的に取り組むこととしています。
本アクションプランの着実な実行により、大分県長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」を支える行財政基盤の強化を図ってまいります。
取組の柱
1 歳入の確保
(1)県税収入のさらなる確保
(2)税外未収債権の管理強化
(3)基金の見直し
(4)有利な財源の確保
2 歳出の見直し
(1)事務事業の見直し
(2)総人件費の抑制
(3)社会保障関係費の適正化
(4)公債費等の抑制
(5)公営企業の健全経営・あり方の見直し
(6)危機に対応できる機動的な行財政運営
3 資産マネジメントの強化
(1)県有財産の利活用推進
(2)公共施設等の総合的な管理
(3)公の施設等の見直し
4 組織の見直し・人材の育成活用
(1)組織・機構の見直し
(2)公社等外郭団体等の見直し
(3)人材の育成と活用
(4)職員の意識改革と業務の効率化
5 多様な主体との連携・協働の推進
(1)NPO等民間との協働の推進
(2)市町村との連携
(3)県を越えた広域連携