本文
中津高田線は、中津市を起点として宇佐市を経由し、豊後高田市に至る県道です。沿線商業施設への買い物や小中学校への通学などの生活道路としての役割、自動車関連企業等の集積が進む県北地域での産業道路としての役割等を担っています。
今回、都市計画決定された(都)黒崎松崎線、延長5.90kmを中津高田線の柳ヶ浦バイパスと位置付け、計画的に整備するものです。優先着手として、現在の県道で事故や交通渋滞などの課題が多い、柳ヶ浦・長洲区間について事業着手しています。
今回事着手する区間は、完成形では4車線となりますが、早期に整備効果を発現させるため、まずは暫定2車線での整備としています。
道路改築事業 宇佐市江須賀~金屋
全体計画延長 2,800m
幅 員 暫定10.50m(車道部6.50m 歩道部2.50m)
国道387号は、宇佐市中心部と旧院内町、玖珠町等をつなぐ、南北方向に走る幹線道路であり、緊急輸送道路にも指定されています。
事業区間周辺には道の駅いんないや家族旅行村安心院など観光施設があるほか、大型スポーツ施設である平成令和の森スポーツ公園もあり、県外からの来県者も多く訪れています。また工業団地も点在しており、生活道路としてだけでなく大型車の通行も多い物流ルートとしても多く利用されています。
本事業区間の現道は、車道幅員が狭いこと歩道がないことから、通行車両及び歩行者の安全が確保できていない状況であり、早急な整備が必要とされています。
本事業により、車道の拡幅による走行環境の改善、歩道整備による歩行者の安全性向上といった効果が期待できます。
歩道整備事業 宇佐市院内町櫛野~二日市
全体計画延長 1,500m
幅 員 10.25m(車道部6.50m 歩道部2.50m)
中津高田線は、国道10号と並び県北地域を東西に結ぶ主要幹線道路であり、自動車関連工場などの産業道路としても利用される一方、通勤や買い物などの生活道路としても利用されています。
本事業区間は高家小学校、北部中学校の通学路であるにもかかわらず、歩道がなく路肩が狭小であり、学童等の歩行者は常に危険な状態にさらされています。
これらを解消するため、本事業では、歩道整備により児童及び高齢者等の交通弱者が安心して通行できる歩行空間を確保し、人身及び車両事故対策を行います。
道路改築事業 宇佐市大字浜高家
全体計画延長 1,485m
幅 員 10.25m(車道部6.50m 歩道部2.50m)