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大分県と宮崎県にまたがる祖母・傾・大崩山系とその周辺地域(佐伯市宇目・竹田市・豊後大野市・延岡市・高千穂町・日之影町)は、急峻な岩峰や多様な渓谷など、独特な景観美と原生的な自然を併せ持ち、希少動植物の宝庫として知られています。
この豊かな自然を人々が敬い、守り、その恵みを上手に活用しながら暮らしてきた地域であることが認められ、ユネスコの機関であるMAB計画国際調整理事会により、2017年6月に生物圏保存地域Biosphere Reserve(ユネスコエコパーク)として登録されました。
「尖峰と渓谷が育む森と水、いのちの営みを次世代へ~自然への畏敬をこめて~」
この地域の豊かな自然環境のほか、自然への畏敬の念とともに発展を遂げてきた人々の営みを、しっかりと次世代へ継承していくことを目指しています。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークでは、ユネスコエコパークに求められる3つの機能を十分に発揮するため、上記の基本方針に沿った取り組みを関係機関が一体となって進めています。
祖母・傾・大崩山系で暮らす人々は、複雑な地形の制約の中で工夫を重ね、自然環境に順応し、また破壊することなく、多様で持続的な営みを行ってきました。狩猟や農林業による暮らしの中で培われた「自然への畏敬」の念が、人々の心に深く根付いていることもこの地域の特徴です。そのことがこの地域における二次的自然環境の多様性の高さ、人々の自然環境を保全する意識の高さにつながっており、奥山から里山まで豊かな自然が保たれ、地域を代表する農林業地帯として、自然環境と農林業の調和の取れた経済社会が今日まで維持されています。
そこで、こうした人々の営みを時代の変化にとらわれない持続的なものとし、豊かな森、水、生き物などの自然環境を自然への畏敬の念とともに次世代にしっかり継承していくため、ユネスコエコパークへの登録を目指すことにしました。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークでは、次の計画に基づいて、自然と人との共生、豊かな自然環境を後世に継承する取組を進めています。