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“タックル”はボールを持っている相手選手の前進を阻止するプレーです。
突進してきた攻撃側の選手を押し返して倒すことができたとき、タックル後に形成されるラックやモールで防御側に有利な展開となります。タックルが攻守交替(ターンオーバー)への第一歩です。
ピンチを防ぐタックルは、観客を熱狂させ、仲間を勇気づける。選手の勇気を示す「ものさし」でもあります。
勇気あるタックルで試合の流れを変えるのは誰だろうと探してください。発見したら、きっとその選手のことが好きになって、ラグビー観戦の魅力から逃れられなくなります。
グラウンドに近い位置にいると、人と人がぶつかる”音”が聞こえます。体重100キロ前後の大男同士がぶつかる音はもちろん、身体の小さな小学生同士でも音が聞こえることがあります。
この”音”もまたラグビーの醍醐味のひとつです。
次回は”ラインアウト”をご紹介します。
※写真は大分県ラグビーフットボール協会等からの提供