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応募総数301枚の作品の中から、入賞作品が決まりましたのでお知らせします。
講評:観音崎火口跡に見られる黒曜石の断崖や斗尺岩、赤馬と呼ばれる岩といった姫島の魅力が満ち溢れています。遠くに国東半島を臨み、大地と空と海のコントラストがダイナミックな、おおいた姫島ジオパークらしい一枚です。
講評:高さ40m幅120mにも及ぶ全国的にも珍しい乳灰色~乳白色の黒曜石の輝きが美しく表現されています。千人堂の屋根から覗く夕陽の照り返しにより、普段と違う観音崎の表情がとてもドラマティックな作品です。
講評:海岸に広がる大小の岩と石は、気泡を多く含む乳白色の城山溶岩の特徴をよくとらえています。遠くに見える海食崖にもジオパークを感じることができます。積み上げられた石が3兄弟に見えて穏やかでほほえましい作品です。
講評:阿蘇火砕流によって生まれた約70mの柱状節理のダイナミックさが伝わってきます。紅葉の彩りと奥岳川の川面が続いていることで、華やかさと遠近感が出ています。柱状節理の魅力を表現したすばらしい一枚です。
講評:おおいた豊後大野ジオパークに数多くある阿蘇火砕流の溶結凝灰岩の崖に彫られた磨崖仏。その中でも、日本最大級の大きさを誇る普光寺磨崖仏を近くから見上げる事でより迫力が増しています。石仏への想いが伝わる作品です。
講評:阿蘇火砕流の溶結凝灰岩の崖にトンネルが掘られている岩戸の景観。赤い電車がブレていることで古代へタイムスリップしたかのような不思議な感覚になります。人工物と自然のミスマッチがおもしろい作品です。