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令和6年度第1回大分県企業局経営評価委員会
令和6年7月29日(月曜日)10時00分から12時00分まで
大分県庁舎新館 51会議室
(委 員)大石聡委員長、井上昌美委員、髙橋晴美委員、那波浩幸委員
(事 務 局)高野局長、中村理事、三好総務課長、津末工務課長、川上総合管理センター長
外18名
公開
0名
1 令和5年度決算の概要について
2 経営戦略アクションプラン令和5年度の実施結果について
3 発電所リニューアル事業の進捗状況について
・令和5年度の決算見込み、経営戦略アクションプランにおける令和5年度の実施結果について説明を行った。委員による取組評価は下記のとおり
【全体評価】
・大分県企業局における経営戦略アクションプランの取組については、おおむね計画に沿って実施されていると評価。
1 『戦略の柱1の効率的効果的な経営の実現』について
(1)技術職員の資格取得件数については目標を上回っており、技術職員の研修についても、Webによる研修等も活用し、前年度を超える研修実績となっている。
(2)コスト削減や業務改善の面については、情報共有システムの導入率、アセットマネジメントの診断表の更新等は目標を達成し、業務改善等の実現に向けての取組も活発に行われている。
(3)ユーザー懇談会、現地案内会については予定どおり開催され、23事業所についてユーザー訪問を実施して意見交換を行っている。
2 『戦略の柱2の安定的なサービスの提供』について
(1)頻発する豪雨災害や今後発生が予想される巨大地震に備えての防災実動訓練や現場対応訓練、工業用水ユーザー企業との情報伝達訓練等を通じて危機管理体制の充実が図られている。
(2)発電所リニューアル事業については、別府発電所のリニューアル工事が完了し、芹川第一発電所、芹川第二発電所のいずれにおいても、目標進捗率はクリアして進められている。
(3)既存施設の耐震化については、目標どおり進捗している。
(4)施設の適切な修繕・改良工事の実施については、故障・作業停電電力量の削減率は目標とは異なるが、保守点検で検出された必要箇所の補修によるものであり、大事に至らず補修できたことからすると、問題はない。
(5)給水ネットワークを用いた隧道点検及び補修については予定した箇所を実施している。
(6)工業用水の給水におけるユーザー要求量に対する給水率は100%を達成したが、台風等の際に一時的に処理水の濁度が基準を上回る事象が発生した。
(7)浄水場の老朽化対策及び老朽化管路の更新については、一部未実施工事等が発生したが、計画の見直しに伴う、より効率的な補修を行った結果によるものである。
(8)工業用水の主要設備更新工事については目標どおりの実施件数であった。
3 『戦略の柱3の地域社会への貢献、県民福祉の向上』について
(1)ダム流域との交流事業については、主催者である地元団体の事情により、目標を多少下回った。
(2)広報のための施設見学の受け入れについては、目標を大幅に上回って積極的に実施されている。
会議の資料名一覧
(資料1-1) 令和5年度決算の概要(電気事業会計)
(資料1-2) 令和5年度決算の概要(工業用水道事業会計)
(資料2-1) 大分県企業局経営戦略アクションプラン令和5年度実施状況とりまとめ
(資料2-2) 大分県企業局経営戦略アクションプラン実施計画及び実施結果
(資料3) 発電所リニューアルの進捗状況について