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令和5年度第1回大分県企業局経営評価委員会
令和5年9月14日(木曜日)13時30分から15時30分まで
大分県庁舎新館 51会議室
(委 員)大石委員長、井上昌美委員、井上百合委員、太田委員
(事 務 局)渡辺局長、衛藤総務課長、津末工務課長、川上総合管理センター長 外17名
公開
0名
(1)令和4年度決算見込みについて
(2)経営戦略アクションプラン令和4年度の実施結果について
(3)売電契約の更改について
(4)電気代高騰による令和5年度工業用水道事業予算への影響について
(5)発電所リニューアルの進みぐあいについて
・令和4年度の決算見込み、経営戦略アクションプランにおける令和4年度の実施結果について説明を行った。
委員による取組評価は下記のとおり
【全体評価】
大分県企業局における経営戦略アクションプランの取組については、おおむね計画に沿って実施されていると評価。
1『戦略の柱Ⅰの効率的・効果的な経営の実現』について
(1)技術職員の資格取得件数については目標を上回っており、技術職員の研修についても、コロナ
感染症の影響が残るとはいえ、前年度並の研修実績となっている。
(2)コスト削減や業務改善の面については、情報共有システムの導入率、アセットマネジメント
システムの活用等は目標を達成し、業務改善等の実現に向けての取組も行われている。
(3)新型コロナ感染症の影響により、令和元年度以降開催できていなかったユーザー懇談会、
現地案内会を開催し、20事業所についてユーザー訪問を実施して意見交換等を行っている。
2『戦略の柱2の安定的なサービスの提供』について
(1)豪雨災害や巨大地震に備えての防災実働訓練や現場対応訓練、ユーザー企業との情報伝達訓練
等を通じて危機管理体制の充実が図られている。
(2)発電所リニューアル事業については、国の再生可能エネルギー導入拡大の方針を受けて、別府
発電所、芹川第一発電所、芹川第二発電所のいずれにおいても、目標を上回る進捗率で進めら
れている。
(3)既存施設の耐震化については、いずれも目標どおりの耐震化率を達成している。
(4)施設の適切な修繕・改良工事の実施については、入札不調等により、その実施件数において
目標に届かない部分があった。
(5)給水ネットワークを用いた隧道点検及び補修については予定した箇所を実施している。
(6)工業用水の給水におけるユーザー要求量に対する給水率100%を達成したが、台風時に
一次的に処理水の濁度が上回る事象が発生した。
(7)浄水場の老朽化対策及び老朽化管路の更新については無駄が生じないように、一部
業務委託について、内容の見直しと発注時期の延期を行っている。
(8)工業用水の主要設備更新工事および主要設備更新設計業務委託ともに目標どおりの
実施件数であった。
3『戦略の柱3の地域社会への貢献、県民福祉の向上』について
(1)ダム流域との交流事業について、新型コロナ感染症の影響により、一部中止を
余儀なくされたものがあった。
(2)広報のための施設見学の受け入れについては、目標を上回って積極的に実施
されている。
会議の資料名一覧
(資料1-1) 令和4年度決算の概要(電気事業会計)
(資料1-2) 令和4年度決算の概要(工業用水道事業会計)
(資料2-1) 令和4年度経営戦略アクションプラン実施状況とりまとめ
(資料2-2) 大分県企業局経営戦略アクションプラン実施計画及び実施結果
(資料3) 売電契約の更改について
(資料4) 電気代高騰による令和5年度工業用水道事業予算への影響について
(資料5) 発電所リニューアルの進みぐあいについて