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令和元年度第1回大分県企業局経営評価委員会
令和元年8月1日(木曜日)午前10時から12時まで
大分県庁舎新館51会議室
(委 員)大石聡委員長、井上昌美委員、山村惠美子委員、三代吉彦委員
(事 務 局)岡本局長、麻生理事兼次長、姫野総務課長、鈴木工務課長、長井総合管理センター長 外27名
公開
0名
1 平成30年度決算見込みについて
2 経営戦略アクションプランの進捗状況等について
3 令和2年度以降の売電契約について
4 企業局におけるドローンの活用について
・平成30年度の決算見込み及び経営戦略アクションプランにおける平成30年度の実施結果について説明を行った。委員による平成30年度の取組み評価は下記のとおり
[30年度の全体評価]
全体としてはアクションプランに沿って誠実に事業が遂行されており、経営努力が図られていると評価できる。
まず、「戦略の柱1 効率的・効果的な経営の実現」については、限られた経営資源を活用するための人材育成に努力するとともに、IoTやAI等の導入についても調査、検討を行い、建設改良費の削減や業務改善提案などによるコストダウンの取組が図られ、工業用水では顧客本位の視点に立って、ユーザーの声に耳を傾けることを怠っていない。
「戦略の柱2 安定的なサービスの提供」については、危機管理体制を整え、発電所のリニューアルやオーバーホールを実施し、工業用水では隧道点検を計画に沿って実施している。
「戦略の柱3 地域社会への貢献、県民福祉の向上」については、交流事業の実施や環境保全活動等への助成も積極的に行われている。
以上のことから、全体評価としては、概ね年度計画に沿って事業が行われていると評価した。
今後、さらに評価を高めるためにあえて注文を付けるとすれば、以下のようなことに留意されたい。
1 長期計画の精度を高めるため、昨今の賃金や資材価格の上昇について、長期計画値に反映する手法を検討してもらいたい。
2 目標値の設定基準と評価の改善をしていただきたい。例えば、評価「1」というのは、「100%達成」とするべきではないか。実現できているにもかかわらず、評価調書を見ると誤った印象を与えてしまうのではないかという危惧がある。
以上、全体としては、アクションプランに沿って誠実に事業が遂行されており、経営努力が図られていると評価した。
(資料1-1)平成30年度決算見込みについて(電気事業会計)
(資料1-2) 〃 (工業用水道事業会計)
(資料2-1)大分県企業局経営戦略アクションプラン 実施計画及び実施結果(平成30年度~令和3年度)
(資料2-2)施設の修繕及び点検状況等について
(資料3) 令和2年度以降の売電契約について