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大分工業用水道「給水ネットワ-ク再構築事業」の紹介

印刷ページの表示 ページ番号:0001054101 更新日:2017年2月26日更新

大分県の産業を支える工業用水

産業活動において、冷却や洗浄などに利用される工業用水は「産業の血液」として重要な役割を担っています。
大分県企業局では大野川の豊かな水を白滝取水口から取水し、大分市の大津留と判田の2つの浄水場で処理した後、トンネルや管路を経由して1日あたり56万4千m3の工業用水を、大分コンビナ-ト等に立地する企業へ供給しています。
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1.低コスト!~優れた経済性~

豊富な原水と安定した事業経営により全国的に見ても非常に安価な料金です。大量に使う水を、低コストで調達することができます。

2.安全安心!~安定した供給体制と水質管理~

水量が豊富な一級河川である大野川から表流水を取水しており、これまでに1度も渇水による給水制限をおこなったことはありません。「給水ネットワ-ク再構築事業」により、各系統がル-プ化されて相互の水運用が可能となり、一つの系統に事故があった場合でも、他の系統から迂回送水することができるようになったため断水リスクも大きく低減されています。

また、水源である大野川は天候や季節によって水質が大きく変わりますが、浄水場で必要な処理を行い、条例に定められた水質基準を満たす工業用水を供給しています。

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給水ネットワ-ク再構築事業

給水ネットワ-ク再構築事業パンフレット [その他のファイル/612KB]

大野川から取水し処理した工業用水は、3系統の送水ル-トで各企業の元へ運ばれています。
トンネルや管路は、古いものでは建設から50年以上経過したものもあり、損傷等の事故が発生した場合、給水停止を余儀なくされ、それが長期間に及ぶと甚大な経済損失をもたらす可能性があります。そこで3系統の送水ル-トを相互に補完するネットワ-クを再構築して、災害・事故時でも機能不全に陥らないよう給水バックアップ体制を強化しました。この体制を活用して施設の計画的な点検・補修(老朽化対策)を行うことにより、事故の未然防止や修繕コストの低減を図ることができます。Nw001