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大型連休中の感染症対策にご協力ください

印刷ページの表示 ページ番号:0002299545 更新日:2025年4月23日更新

大型連休中の感染症対策にご協力ください

概要

 大型連休を利用して外出される方が増えることが予想されます。
 外出を控える必要はありませんが、基本的な感染対策を行うことは重要です。
 麻しん(はしか)において、本邦は平成27年に世界保健機関から麻しん排除の認定を受けているものの、現在も海外からの持ち込みが多くみられる感染症です。今月、県内でも令和4年以来3年ぶりの患者が1名発生しています。
 また、全国的に流行している百日咳についても大分県では現在、大きな流行にはなっていませんが、患者数は増加傾向です。
 体調が悪い場合は、無理せずに外出を控え、事前に医療機関へ連絡して受診してください。

基本的な感染対策

  4つのお願い

麻しんについて

 麻しんは、感染力が非常に強い感染症で、麻しんウイルスの感染によって引き起こされます。空気感染、飛沫感染、接触感染とさまざまな感染経路で拡大し、10~12日の潜伏期を経て、発熱、せき、全身性の発しん、結膜充血等の症状が出現します。また、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。麻しんに対する免疫がない方が患者と接触すると、ほとんどの方が発症します。感染予防にあたっては、予防接種が非常に重要であり、定期接種(第1期:1歳児、第2期:小学校入学前の1年間の幼児)がまだの方は接種を受けましょう。予防接種を行うことで重症化を防ぐことができます。詳しくは、かかりつけ医またはお住いの市町村窓口におたずねください。

 麻しん患者と接触した方は、発病までの期間を考慮し、接触後最大21日間の健康観察が必要です。症状や経過から麻しんが疑われる場合は、事前に医療機関にその旨を連絡し、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関の利用を避けて受診をお願いします。

百日咳について

 百日咳は百日咳菌に感染して発症し、特有のけいれん性の咳発作を特徴とする呼吸器感染症です。主な感染経路は咳やくしゃみなどによる飛沫感染ですが、接触感染にも注意が必要です。咳が出るときはマスクを着用するなど咳エチケットを徹底することのほか、手指消毒・手洗いの励行など基本的な感染対策が大切です。

 また、麻しんと同様に予防接種が重要であり、生後2月以降に計4回、定期接種である五種(四種)混合ワクチンの接種を行いましょう。​

海外へ渡航される方へ

 自身の予防接種歴を確認し、接種を受けていない予防接種がある場合は、予防接種を受けることを検討してください。

 帰国後に発熱・発しん等の症状が出現した場合は、必ず事前に医療機関へ連絡をし、マスクを着用して受診してください。なお、移動の際は、周囲の方への感染を拡げないよう、公共交通機関の利用は避けてください。

 また、海外で感染症にかからないようにするために、感染症に関する正しい知識と予防方法を身に付けましょう。厚生労働省のホームページも参考に、渡航先の感染症流行状況の把握や必要なワクチン接種を行う等の対応を講じましょう。 

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