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鬼塚電気工事株式会社 畔津淳子さん
プログラマーとして日々成長 若い世代を育てる使命
鬼塚電気工事株式会社
ハート事業部 デジタル工房ハート課長 畔津淳子さん
2003年入社。システムエンジニアとして、プログラム開発やWEB制作などを行う。
熟練の技術で新規案件の設計から旧来システムの運用・保守までを幅広く担当する。
私たちの生活に不可欠なインフラである電気。「鬼塚電気工事株式会社」は、電気関連設備の新設や維持、修繕から省エネ化まで、多岐にわたる電気工事に携わっています。JR大分駅のイルミネーションや、大分県立美術館OPAMなど身近な工事を手掛け、産学官連携の「プロジェクトONICO」では、電気とアートのコラボ作品も展開しています。
ハート事業部課長である畔津淳子さんは、西日本では最も歴史のあるというWEB関連業務や、システム開発に従事しています。
「システムエンジニアになったのは、まだITという言葉が一般的ではない時代でしたが、将来的に必要とされる職業だと確信してこの道を選びました」と畔津さん。
技術の進化に追いつくため、日々の学習が必要であることは昔から変わりませんが、最近では便利なツールの登場により、仕事の効率が格段にアップしたそうです。
一方、労働環境も大きく変革しており、かつては子育てのために退社を余儀なくされる同僚もいましたが、現在では個々の事情にも柔軟に対応されるようになり、畔津さんも介護のために出勤時間を遅らせることが認められています。
最後に今後の目標について、「社内の人間関係の調整役を務めながら、若い世代をサポートしていきたい」と答えてくれました。
畔津さんへ質問!
Q.女性の就業継続で必要なことは?
これからは「女性の」ではなく、「すべての社員の」と考えることが必要。ストレスを軽減するための相談窓口があれば、継続して働けると思います。
Q.会社のフォロー体制で良かったと思う制度
それぞれの事情に合わせた勤務形態の相談ができます。新社屋建設に伴い、女子トイレの増設などの要望にも応じてもらえました。
(大分合同新聞 2024年2月19日掲載)
鬼塚電気工事株式会社
所在地
大分市大字津留1979番地1
主な事業内容
電気工事、管工事、電気通信工事、消防施設工事など
従業員数
108名(男性88名、女性20名)