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桂川は、国東半島中心部に位置する両子山に源を発し、周防灘に流入する流域面積126.5平方キロメートルの2級河川です。桂川の中上流区域は、河積が小さく、水害氾濫の常襲地帯となっており、老朽化した施設による交通途絶や家屋等の流出が想定されました。このため地域の安全と生命・財産を守るため、森~小田原間において、平成2年度から河川改修事業として着手しました。平成3年7月には「ふるさとの川モデル事業」への指定、平成5年5月に「ふるさとの川整備計画」として建設大臣(当時)の認定、平成11年度には計画区間上流の小田原地区について「ふるさとの川整備事業検討委員会」の設置など、計画的に事業を推進してきました。(桂川下流)
また、上流の田染真中地区は、平成9年、平成10年の洪水により、多数の家屋浸水被害を受け、県単独事業による浸水対策をおこなってきましたが、平成19年度より、総流防事業の施策拡充により「洪水流下阻害部緊急解消事業」の採択を受け、下流の流下能力の範囲内で、河川断面を阻害している固定堰の改築やその上下流において掘削・築堤を5年間で実施しました。(桂川上流)
令和元年からは森工区において築堤工事を行っています。
河川の流れを阻害する土砂の除去を行っています
河川の増水に伴う浸水被害を防ぐだめ防水扉を設置しています
上流域からの土石流を防ぐため、砂防指定河川 朝日川に砂防ダムを建設しました。
災害のない安心できる生活環境を守るため、砂防河川、急傾斜地の整備を行っています
地域と共に生きる港湾の整備を行っています