荒瀬井路は、本耶馬溪町樋田で山国川から取水し、「下毛原(しもげばる)」とよばれる丘陵地1,000ヘクタールをかんがいするために建設された井路である。貞享三年(1686)から工事に着手し3年の歳月と莫大な費用をかけて完成した。一番の難関は「川平間歩(こうべらまぶ)」約1キロメートル、県指定史跡の掘削だった。300年前のノミの彫り跡などが残り、工夫たちの苦闘がしのばれる。
中津市本耶馬渓町
文化・史跡
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