豊肥本線を大野川沿いに遡り、牧口を過ぎると眼前に田植えを終えたばかりの水田が開けてくる。さすがに米どころの豊後大野市緒方町である。豊かな自然に包まれた明るい農村風景が展開する。文禄2年(1593)中川秀成が岡藩七万石の藩主として入部、江戸時代には豊後大野市緒方町も岡藩領としてその支配下にあった。緒方川の水を引き込む井路は寛文11年(1671)に完成したといわれる。その井路のおかげで、現代まで日照りの続く年でも田畑を潤し豊作をもたらしている
豊後大野市緒方町
農業・街並み
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