1744年、東本願寺四日市別院・真勝寺が成立した。九州御坊とよばれ、1803年に本堂を再建、御影堂と阿弥陀堂の両堂造りで壮大無比の伽藍であったが、明治元年、勤皇倒幕の挙兵事件に巻き込まれ本堂を消失した。一方、西本願寺派は1747年に、西本願寺四日市別院・正明寺を成立させ、1766年、東別院並みの本堂が完成した。その後、立替が行われ、現在の194面の本堂が完成した。このようにして隣り合った東西両別院が設けられたことにより、近世後期からは多くの参詣者が集まって賑わいを見せた。
宇佐市
文化・史跡・施設・建物
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