帆足杏雨の隠宅・若杉家　－大分市－

1996年1月号 広報おおいた

説明

蔵多き町は豊かな町といわれるが、大分市戸次本町はその中心で当時の面影を今も伝えている。その核となるのが、武家屋敷の構えをもつ帆足本家である。明治39年の大火や昭和18年の大水害にも耐えてきたこの蔵の集積された町並みを見ていると実に個性的な景観になっている。このような美しい環境の中から地方文化の担い手ともいうべき南画家、帆足杏雨が生まれ育ったのである。若杉家は、安政三年の建造。戸次本町最古の民家でもある。

場所

大分市

カテゴリー

施設・建物

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