大分県で伝統のものづくりを語るとき、時松辰夫さんの名前ははずせない。当時、ロクロ引きではこの世界で右に出るものは居ないだろうといわれていた人物である。彼は岩手県大野村の木工教室を10年がかりで日本一にした。その後、平成4年に由布市湯布院町にアトリエを構えた。アトリエには木の椀や木皿、サラダボールなどユニークなデザインのぬくもりのあるクラフトがすごい量感で並んでいた。作業場で見せてもらった椀の素材は一つ一つ違う県産の木で作られていた。
由布市湯布院町
文化・史跡
この画像を保存したい場合は、上記の「保存用画像はこちら」ボタンををクリックしてください。1MB程度の画像が別ウィンドウで表示されます。開いた画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択してください。