日本民俗学の創始者、柳田国男は明治8年兵庫県に生まれた。明治20年に上京して文学活動に入り、詩作を発表するようになった。大学卒業後、農商務省に入り、農政官僚の道を進むが、大正8年官を辞し、新聞社に入る。全国各地を旅行し、調査、研究を重ね、学問としての日本民俗学を確立する。「海南小記」は大正9年末から2ヶ月にわたって臼杵から日豊海岸を南下し、琉球諸島へ旅行したときの記録で、文学的香気の高い紀行文である。写真は、四浦半島から保戸島を望む
津久見市
海
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