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「青海波唐破風」の土瓦 -佐賀関町-

印刷用ページを表示する 更新日:1995年6月1日更新

1995年6月号 広報おおいた

「青海波唐破風」の土瓦 -佐賀関町-

説明

日本の風景を作り上げる重要な素材が日本の瓦である。この瓦作りに日本のロマンを求めて、「大分の技」を世に問う瓦師、それが当時、神埼瓦の伝統を受け継いでいた生野さん(75)であった。特に生野さんの手がける装飾瓦。中でも「青海波唐破風」と言う技法は独特のもので全国的に高い評価を受けた。青海波とは、清元の音曲でも知られるが、元禄時代に流行った衣装の波型による染模様と言った方が分かりやすい。それを桃山時代の象徴である唐破風の建築様式の上に乗せる。日本と言うより生野様式と言っていいほどユニークなものであった。当時の大分県的に言えば一村一品の代表選手であった。

場所

佐賀関町

カテゴリー

文化・史跡

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