江戸時代。近江国大津宿(滋賀県大津市)で、お土産として売られていた戯絵が、有名な「大津絵」で、この絵の数多い画題を綴り合わせて作った歌詞に、二上がり調の粋な節を付けたのが、「大津絵節」または「大津絵」と称する三味線歌曲である。城下町中津では、専ら踊り唄として歌い継ぎ踊り継ぐうち、歌詞も節回しも土地柄相応に変容を遂げ、ついに独特の風格を備える「大津絵音頭」として、この地に根付いた。
中津市
文化・史跡
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