寛延3年(1750年)に出された「豊鐘善鳴録」には「仁聞菩薩者八幡大神之応化也」とある。八幡大神というのは、もちろん宇佐の神。八幡神は応神天皇の人格神として、航海の守護神、国土の守護神、武の守護神として強い信仰と広い勢力圏を持っていた。平安時代の国東半島では、来縄・田染・武蔵・安岐郷などそのほとんどが宇佐神宮の所領であることからも宇佐神宮の影響が大きかったことが窺われる。
宇佐市
文化・史跡
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