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大野川の石橋たち/明正井路第一拱石橋

印刷用ページを表示する 更新日:1993年11月1日更新

1993年11月 NEO OITA 10号

大野川の石橋たち/明正井路第一拱石橋

説明

大野川流域の奥豊後一帯は石橋の宝庫である。現存する県内の505基というアーチ式石橋(歩道橋と水路橋とを合算)のうち、大野川水系では約40パーセント、200基を数えるのである。<明正井路第一拱石橋>豊肥地区では昔から水田開発のための灌漑用水路の掘削が盛んに行われていた。その用水が谷を渡り、川を越えて流れるために多くの水路橋がかけられた。明治末年から開発され始めたこの明正井路で、大正8年(1919年)に取水地の近く、竹田市出会に最初に第一拱石橋がかけられた。六連アーチ、橋長78メートルの長大な構築で、アーチの下には竹田から高千穂に通じる道路や緒方川が走っている。

場所

竹田市

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