緒方川を中心に開けた肥沃な緒方平野は、「水枯れを知らない地」、「緒方五千石」と呼ばれてきたように、県下でも有数の米どころ。その礎となった水路が平野部から山間部にまでくまなく開削されている。中でも原尻の滝の上流から水をとり、緒方平野を流れる緒方井路は、江戸時代に岡山藩の儒学者能沢藩山の指導により開削された。当時としては卓越した技術が施され、千分の一勾配をもって町内をゆるやかに流れている。井路のいたるところに水車がみられる
豊後大野市緒方町
街並み・風景・川
この画像を保存したい場合は、上記の「保存用画像はこちら」ボタンををクリックしてください。1MB程度の画像が別ウィンドウで表示されます。開いた画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択してください。