小田の池は水深が浅く、最も深いところで1~1.5メートル。池の南方にスギ・ヒノキの森林があり、この緑辺から池に向かって湿原が扇形に開いている。この湿原は厚い泥炭層から成り、ミズコケ類を伴うヌマガヤ群落をはじめ、西日本の中でも数少ない貴重な湿原植物群落が発達している。ここには、ヒメユリ、サクラソウなど日本で絶滅が心配されている植物が見られるなど、湿原と池の環境が一体となって数千年も維持されている。ヒメユリは池の周辺で6月ごろみられる
由布市湯布院町
動物・植物
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