桧原山正平寺(中津市耶馬溪町)は、約1400年前、正覚上人が開いたといわれる天台宗の寺である。ここで行なわれる「桧原(ひばる)マツ」は五穀豊穣を祈願する神仏習合の祭りで、700年の伝統を誇る。正平寺及び旧寺領であった山麓の上ノ川内、中畑、福土の3集落の信者によって執り行われている。講堂で法要、みこし三体の御神幸と続き、マサカリ、ナギナタなどを持った白装束の僧兵に扮した人や僧侶が行列をつくり、みこしが練り歩く。その後、御田植式が行なわれ、水どめ、田打ち、畦塗り、代かきなどの農作業を古式の歌、笛、太鼓に合わせ、寸劇風に面白く演じて終わる。
場所:中津市耶馬溪町
山・道路・ダム・港・漁業
この画像を保存したい場合は、上記の「保存用画像はこちら」ボタンををクリックしてください。1MB程度の画像が別ウィンドウで表示されます。開いた画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択してください。