大分市遊歩公園に建つ滝廉太郎像。昭和25年10月設置。朝倉文夫作。
滝廉太郎が大分市稲荷町の自宅で家族に見守られながら、ひっそりと息を引き取ったのは明治26年6月29日の朝であった。わずかに23歳と十ヶ月足らずの短い生涯であった。短い一生ではあったが、彼はその間、命を削るようにして数多くの名曲を残した。作者亡き後もその作品は生き生きと歌い継がれ、演奏され続けている。「荒城の月」「花」「豊太閤」「箱根八里」「雪やこんこん」「お正月」「鳩ポッポ」など、など、日本人の誰もが一度は口ずさみ、親しんだこれらの作品こそ滝廉太郎の短い生涯を飾る墓碑銘であろう。
場所:大分市
食・施設・建物・文化・史跡
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