竹田の町並みを見おろろす高台にある『竹田荘』は、江戸時代の画家で豊後南画の最高峰といわれた田野村竹田の旧宅である。広い敷地に足を踏み入れると、寛政2年(1790)に立てられた木造二階建ての『母屋(おもや)』、木造二階建ての茶室『草際吟舎(そうさいぎんしゃ)』、門人たちが絵の指導を受けた木造平屋建ての『補拙盧(ほせつろ)』があり、いずれも簡素な造りである。灯ろう、庭石、池を配した庭園に溶けこみ、閑静なたたずまいで周囲と調和している。
場所:竹田市
食・施設・建物・文化・史跡
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