神尾家は、昭和55年に建築当時のそのままに解体復元工事を終えた。工事中、広間南面の柱に明和8年(1771年)の墨書が発見され、建築年代がはっきりしている九州最古の民家とされる。神尾毛は当時、組頭をつとめたほどの比較的裕福な農家だった。それでも、床張りは座敷をのぞいて高価な板は使われず、真竹を編んだ上にむしろを敷いた広間や居間が、毎日の生活の場であった。
場所:中津市山国町
食・施設・建物・文化・史跡
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