祖母山と並んで、山系の一雄であり、大分の山々の中でも、最もすばらしい岩峰、岸壁をもつ山といってよい。その岩が切り立っているため、山そのものが傾いているように見える。ここから山名が出た。かつては、奥岳川源流の山手本谷から岸壁直下にかけて見事な原生林におおわれていたが、当時、伐採が進んで、見る影もなくなった。しかし、夏と冬はクライマーのメッカとなり、春はアケボノツツジの紅、秋は岩峰に燃える夕日の茜(あかね)色が、多くの人をひきつけるようになった。
場所:竹田市
山・食
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