月は矢筈に、踊りは浜に‥。「夢の島」といわれる姫島のシンボル、海を行く人たちの目印、そして名物・盆踊りの背景となるのが矢筈に似た双頭のこの山である。比売語曽や七不思議などの伝説、さらに海上交通の要衝としての歴史に彩られた島は、同時に、ナウマン象化石や黒曜石、藍鉄鋼、地層摺曲がりなど地質的にも興味深いところであり、いくつもの火山が折り重なるように噴出してできた島としても注目される。矢筈岳はそうした面からも、重要な資料を多く提供してくれる場所である。
場所:姫島村
海・山・食
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